第 30回 UDACセミナー
共催:未踏スケールデータアナリティクスセンター
数理・データサイエンス・AI 教育強化拠点コンソーシアム 東北ブロック
お茶の水女子大学共創工学部・准教授 LE Hieu Hanh( レー ヒェウハン )先生をお招きして、セミナーを開催いたします。
参加希望の方は、以下の開催場所にお越しください。
日時:2026年 9月10日(木)16:00~17:30
講演題目:頻出医療指示パターンに基づく医療機関クラスタリングと分岐要因推定
開催形式:対面形式により現地開催 オンラインによる配信はありません
現地場所:東北大学 レジリエント社会構築イノベーションセンター大会議室(306)
http://promo-innov.tohoku.ac.jp/incrs/access.html
講演概要:複数医療機関の電子カルテデータから頻出する医療指示パターンを分析することで,医療機関ごとの診療の特徴を把握し,医療指示の予測や推薦に役立てることが期待されている.しかし,対象となる医療機関が増えると,機関間の共通点や相違点を把握することが難しくなる.また,実際の治療プロセスは患者や医療機関によって異なるため,標準治療から分岐する要因を明らかにすることも重要である.
本講演では,複数医療機関を高精度かつ安定的にグループ化するクラスタリング手法と,医療指示パターンの分岐要因を説明可能な形で推定する手法を紹介する.クラスタリングでは,各医療機関から抽出した頻出パターン間の距離を動的時間伸縮法により算出し,医療機関間の類似性を評価する.分岐要因の推定では,標準治療との一致度を表すF値に基づいて分岐点を選択する.さらに,医療機関の特徴や検査結果を用いて予測モデルを構築し,SHAP(SHapley Additive exPlanations)により分岐に影響する要因を明らかにする.
最後に,27医療機関の実電子カルテデータを用いた評価結果を示し,提案手法の有効性について述べる.
【問い合わせ先】 UDACセミナー事務局 E-mail: udac_seminar@grp.tohoku.ac.jp
