第4回UDACセミナー【終了しました】
共催:未踏スケールデータアナリティクスセンター
数理・データサイエンス・AI 教育強化拠点コンソーシアム 東北ブロック
筑波大学の山口佳樹先生をお招きして、セミナーを開催いたします。
参加希望の方は、下記のGoogleフォームにて申し込みください。(締切6/14 )https://forms.gle/oi3afY5SXgu1gtceA
※当日現地での参加登録も可能です。
日時:2023年6月21日(水)13:30~15:30
講演題目:システム実装から展開される最先端センシングへの挑戦
開催形式:対面形式により現地開催 オンラインによる配信はありません
現地場所:東北大学 青葉山キャンパス レジリエント社会構築イノベーションセンター 大会議室(306)
http://promo-innov.tohoku.ac.jp/incrs/access.html
対象者:データ科学に興味のある学生・教職員
講演概要:
半導体技術の進歩は高性能で多様なセンサーをもたらし、医療、農業、流通、製造などのあらゆる分野と領域で観測される 様々な事象の検知・計測を可能にしています。センサーによる検知・計測により数値化された事象は、0と1で表現される離散値(データ)となります。データ駆動科学などで取り扱われる 高度な分析・解析手法は、データを情報という形に昇華し、計測した事象やその振る舞いの深い理解を可能にします。
センサーシステムの利用者から見ると、センサ技術と データ解析・分析手法は入力部と出力部に相当し、 鳥の両翼のような関係とも言えます。しかし、より速く、高効率かつ複雑なことを実現するためには、ブラックボックス化されている両翼をつなぐシステムの理解も必要となります。
本講演では、まずセンサーシステムの要求仕様の違いによる システム設計の差異について紹介します。その後、 Field Programmable Gate Array (FPGA)という書き換え可能なデバイスを用いた実時間データ処理の例として、2023年3月に 大強度陽子加速器施設(J-PARC)で使用されたミューオン検出器の紹介などを交えつつ、センシング、解析技術、システム実装の三位一体について説明します。
【問い合わせ先】
UDACセミナー事務局 E-mail: udac_seminar@grp.tohoku.ac.jp